去年のカズンです。ほとんどのページが文字で埋まっています。太字の万年筆でてらてらに書いた日記は我ながら良い好きな字がびっしり並んでいて大好き。いい眺めです。今ぱらぱらと見返すときゅんと寂しくなるのは今年はこの万年筆を使えないノートであることと、これほどにいい字が書けていないからだと思います。夜にまとめて書くというスタイルを今年はやめていて、ことあるごとにささっと書くようにしています。見返すと字がばらばらできれいじゃないです。見た目ばかり気にしているわけではないですが... でも寂しくがっかりだけど、半分は清清しい感じもしています。「きれいに書きたい」ということから開放されている、という見方もできるから。MOLESKINEノート、これはこれで身軽だし自由。
この一冊限りだったカズンはインクをいっぱい吸っているからなのか、思いをいっぱい抱きとめているからなのか、重たいです。一年が一冊に詰め込まれているっていうのはやっぱりいいです。今年はノート何冊になるでしょうか、来年それをどう見返すのかな、たのしみです。